手取りが増えない理由をFPがわかりやすく解説🦍

税金・制度

こんにちは。
ゴリラFP マネー学校です🦍

家計相談でよく聞くのが、

「給料は上がったはずなのに、手取りが増えた感じがしません」
「昇給したのに生活がラクになりません」
「給与明細を見ても、何が引かれているのかわかりません」

という話です。

これ、かなり多いです。

給料が上がっても、
そのまま手取りが増えるわけではありません。

なぜなら、給与からは

  • 所得税
  • 住民税
  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料

などが引かれるからです。

今日は、初心者向けに

手取りが増えない理由

をゴリラでもわかる言葉で整理します🦍

この記事でわかること

この記事では、次のことがわかります。

  • 手取りとは何か
  • 給料が上がっても手取りが増えにくい理由
  • 給与明細で見るべき場所
  • 税金と社会保険料のざっくりした違い
  • 家計改善で考えたいポイント

まず結論

手取りが増えない理由は、
給料からいろいろなお金が引かれているからです。

会社員の場合、給与明細には大きく分けて

  • 支給
  • 控除
  • 差引支給額

があります。

支給は、会社から支払われるお金です。

控除は、そこから引かれるお金です。

差引支給額が、実際に振り込まれるお金です。

つまり手取りとは、

支給額から控除を引いたあとのお金

です。

給料が上がっても、
税金や社会保険料も増えることがあるため、
思ったほど手取りが増えないことがあります。

手取りとは?

手取りとは、
実際に銀行口座に振り込まれるお金のことです。

たとえば、月給が30万円でも、
30万円がそのまま振り込まれるわけではありません。

そこから税金や社会保険料が引かれます。

その結果、実際に入ってくる金額が手取りです。

ゴリラ訳すると🦍

会社からバナナを30本もらっても、
税金や保険料で何本か渡して、
手元に残った分が手取りです。

大事なのは、
額面と手取りは違うということです。

手取りが増えない理由① 税金が引かれる

給与からは所得税が引かれます。

所得税は、ざっくり言うと
収入に応じてかかる税金です。

会社員の場合、毎月の給与から
源泉徴収という形で所得税が引かれます。

さらに住民税もあります。

住民税は、前年の所得をもとに計算されることが多いです。

そのため、

「今年の給料はあまり増えてないのに、住民税が重く感じる」

ということもあります。

特に転職、昇給、副業、残業代の増加などがあると、
翌年の住民税に影響することがあります。

手取りが増えない理由② 社会保険料が引かれる

給与からは社会保険料も引かれます。

会社員の場合、主に

  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料

などです。

健康保険は、病院にかかったときなどに関係します。

厚生年金は、将来の年金に関係します。

雇用保険は、失業したときなどに関係します。

これらは家計から見ると負担に感じますが、
生活を守る制度でもあります。

ただし、毎月の給与から引かれるので、
手取りには大きく影響します。

手取りが増えない理由③ 昇給しても控除も増えることがある

給料が上がると、
税金や社会保険料も増えることがあります。

たとえば、月給が上がった場合。

額面は増えます。

でも、その分だけ所得税や社会保険料も増えることがあります。

そのため、

「給料が1万円上がったのに、手取りは1万円増えていない」

ということが起こります。

これはおかしいことではありません。

給与は、
額面ではなく手取りで見ることが大事です。

手取りが増えない理由④ 住民税は遅れて効いてくる

住民税は少しわかりにくいです。

住民税は、前年の所得をもとに計算されることが多いです。

つまり、収入が増えた影響が、
次の年に出てくることがあります。

たとえば、去年の残業代が多かった場合。

今年の住民税が増えて、
手取りが減ったように感じることがあります。

これが、

「今年そんなに給料増えてないのに、なんか手取り少ない」

と感じる原因になることもあります。

手取りが増えない理由⑤ 物価や固定費が上がっている

手取りが少し増えていても、
生活がラクにならないこともあります。

理由は、支出も増えているからです。

たとえば、

  • 食費
  • 電気代
  • ガソリン代
  • 保険料
  • 通信費
  • サブスク
  • 住宅費

こういう支出が増えていると、
手取りが少し増えても家計はラクになりにくいです。

つまり、

手取りが増えない感覚

には、収入だけでなく支出も関係しています。

給与明細で見るべき場所

初心者が給与明細を見るなら、
まずはこの3つだけでOKです。

1つ目。
総支給額

会社から支払われる額面の金額です。

2つ目。
控除額

税金や社会保険料など、引かれる金額です。

3つ目。
差引支給額

実際に振り込まれる金額です。
これが手取りに近い金額です。

まずは、
この3つを毎月見るだけでもかなり違います。

初心者向けの具体例

たとえば、給料が月1万円上がったとします。

でも、手取りが1万円増えるとは限りません。

所得税や社会保険料などが増えると、
実際に増える手取りは1万円より少なくなることがあります。

さらに、同じタイミングで

  • 住民税が増えた
  • 保険料が上がった
  • サブスクが増えた
  • 食費が上がった

となると、
生活のラクさはあまり変わらないかもしれません。

だから家計では、

額面が増えたか

だけでなく、

手取りがいくら増えたか
毎月の支出がいくら増えたか

を見ることが大事です。

よくある失敗

よくある失敗は、
給料が上がったからといって支出も増やしてしまうことです。

昇給した。
ボーナスが出た。
残業代が増えた。

こういうときに、
生活レベルを一気に上げると、
手取りが増えてもお金は残りにくいです。

これを防ぐには、
先に貯金や固定費の見直しを考えることが大事です。

収入が増えたときほど、
家計の流れを確認しましょう。

FP視点の注意点

FP視点で見ると、
手取りが増えないと感じたときに大事なのは、
給与明細と家計簿をセットで見ることです。

給与明細だけを見ると、
収入側しかわかりません。

家計簿だけを見ると、
支出側しかわかりません。

両方を見ることで、

  • 収入が増えているのか
  • 控除が増えているのか
  • 支出が増えているのか
  • 固定費が重くなっているのか

が見えやすくなります。

手取りが増えないと感じたら、
まずは感覚ではなく数字で確認しましょう。

今日からできること

今日からできることは3つです。

1つ目。
給与明細の総支給額を見る。

2つ目。
控除額を見る。

3つ目。
差引支給額を見る。

まずはこれだけでOKです。

できれば、
先月と今月を比べてみてください。

どこが増えたのか。
どこが減ったのか。

これが見えるだけでも、
家計管理はかなりしやすくなります。

よくある質問

Q. 給料が上がったのに手取りがあまり増えないのは普通ですか?

はい、ありえます。
税金や社会保険料も増えることがあるため、額面の増加分がそのまま手取りに反映されるわけではありません。

Q. 住民税はなぜ急に増えたように感じるのですか?

住民税は前年の所得をもとに計算されることが多いです。
前年に収入が増えていると、翌年の住民税に影響することがあります。

Q. 手取りを増やすにはどうすればいいですか?

収入を増やすだけでなく、固定費の見直しも大事です。
通信費、保険、サブスクなどを確認すると、家計がラクになることがあります。

Q. 給与明細はどこを見ればいいですか?

まずは、総支給額、控除額、差引支給額の3つを見ればOKです。
細かい項目は、慣れてから少しずつ確認しましょう。

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まとめ

手取りが増えない理由は、
給料から税金や社会保険料が引かれるからです。

額面が増えても、
そのまま手取りが増えるわけではありません。

特に見るべきなのは、

  • 総支給額
  • 控除額
  • 差引支給額

の3つです。

また、手取りが少し増えていても、
固定費や物価が上がっていると、
生活がラクになった感じはしにくいです。

だから大事なのは、
収入と支出をセットで見ること。

まずは給与明細を見て、
自分の手取りがどう変わっているか確認してみましょう🦍

免責文

本記事は、一般的な税金・社会保険・家計管理の考え方を初心者向けに整理した内容です。
税制や社会保険制度は変更される可能性があります。最新情報は国税庁、日本年金機構、厚生労働省、自治体、勤務先等でご確認ください。
実際の手取り額や控除額は、年収、扶養状況、勤務先、加入制度、居住地などによって異なります。

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